北大西洋条約機構(NATO)

令和7年9月24日
ルッテNATO事務局長と握手する岩屋外務大臣

 現地時間9月24日午後6時10分(日本時間25日午前7時10分)から約20分間、岩屋毅外務大臣は、国連総会出席のため訪問中の米国・ニューヨークにおいて、マルク・ルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長(H.E. Mr. Mark Rutte, NATO Secretary General)と懇談を実施したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岩屋大臣から、本年6月のNATO首脳会合以来の再会を歓迎するとともに、4月のルッテ事務総長及び今月のジュゼッペ・カーヴォ・ドラゴーネNATO軍事委員長の訪日は、日・NATO関係が近年飛躍的に進展していることの証左である旨述べました。これに対して、ルッテ事務総長は、訪日時の日本側の対応に謝意を述べつつ、日・NATO及びNATO・インド太平洋パートナー(IP4:日本、豪州、ニュージーランド、韓国)間の協力は戦略的に重要であり、様々な分野における日・NATO協力の進展を歓迎する旨述べました。
  2. また、双方は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分であることは同志国間の共通認識であることを再確認するとともに、具体的な協力を積み重ねて、日・NATO関係を更なる高みに押し上げていくことで一致しました。

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