フランス共和国

令和7年11月12日
握手をする茂木外務大臣とジャン=ノエル・バロ・フランス共和国欧州・外務大臣
日仏外相会談の様子

 現地時間11月12日午後0時(日本時間13日午前2時)から約30分間、G7外相会合に出席するためカナダを訪問中の茂木敏充外務大臣は、ジャン=ノエル・バロ・フランス共和国欧州・外務大臣(H.E. Mr. Jean-Noël BARROT, Minister for Europe and Foreign Affairs of the French Republic)と日仏外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、価値や原則を共有する「特別なパートナー」であり、インド太平洋国家でもあるフランスと、「自由で開かれたインド太平洋」の実現、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、緊密に協力していきたい旨述べました。これに対し、バロ欧州・外相から、茂木大臣の就任に祝意が表明されるとともに、価値や原則を共有する日仏両国で一層緊密に連携していきたい旨発言がありました。
  2. 両外相は、日仏間で安全保障協力を進め、経済安全保障分野における取組を更に推進していくことで一致しました。
  3. また、両外相は、ウクライナ情勢、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢といった国際社会の諸課題に関し、日仏で緊密に連携していくことを確認しました。
  4. 両外相は、フランスが来年議長国を務めるG7の枠組みでも引き続き緊密に協力していくことで一致しました。

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