欧州連合(EU)

平成30年2月16日

 2月16日(現地時間),ミュンヘン安全保障会議出席のためミュンヘンを訪問中の河野外務大臣は,モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表と電話会談を短時間行ったところ,概要以下のとおりです。

1 日EU戦略的パートナーシップ(SPA)

(1)河野大臣から,今般,基本的価値を共有する日EUの連携強化を定める日EU戦略的パートナーシップ(SPA)の交渉が合意に至ったことを歓迎する旨述べた上で,EPA及びSPAの早期の署名・発効に向け,モゲリーニ上級代表とも連携したい旨述べました。

(2)モゲリーニ上級代表から,日EU関係が進展していることを評価した上で,EPA及びSPAの早期署名・発効を目指したい旨述べました。

2 北朝鮮

(1)河野大臣から,北朝鮮は核・ミサイル開発を継続しており,北朝鮮の「微笑外交」に目を奪われてはならない点を指摘しました。また,河野大臣から,安保理決議の完全履行など,圧力を最大限まで高めていく方針を堅持することの重要性を強調し,EUと緊密に連携していきたい旨述べました。

(2)モゲリーニ上級代表から,EU非公式外相理事会にて行われた北朝鮮情勢に関する議論について言及した上で,EUは今後も北朝鮮に対する圧力を継続していく,また日本と力強く連携していきたい旨述べました。


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