北大西洋条約機構(NATO)
バーシュボウNATO事務次長の訪日(結果)
9月14日(月曜日)から16日(水曜日)まで外務省の招聘によりアレキサンダー・バーシュボウNATO事務次長(Ambassador Alexander Vershbow, NATO Deputy Secretary General)が訪日しました。
1 日NATOセミナー
(1)14日(月曜日)15時から17時まで約2時間,東京財団において当省と共催にて有識者,駐日大使館関係者等40名程度を交えて日NATOセミナーを開催しました。
(2)冒頭,秋山東京財団理事長から挨拶,林欧州局長から近年の日NATO関係の発展,日欧の安全保障環境等について発言を行いました。
(3)その後,モデレーターである渡部上席研究員からバーシュボウNATO事務次長を紹介,バーシュボウNATO事務次長からNATOの政策,日本に対する期待,日NATO関係における政策課題等について講演を行いました。
(4)質疑応答においては,日本及びNATOの安全保障環境,日NATO関係の発展等について活発な意見交換が行われました。
3 杉山外務審議官との協議
(1)15(火曜日)16時から18時30分まで協議,18時40分から20時30分までワーキングディナーを行いました。
(2)協議においては,双方の外交・安全保障政策,日NATO国別パートナーシップ協力計画(IPCP)に基づく日NATO関係の進捗状況について議論を行いました。
(3)ワーキングディナーにおいては,東アジア,欧州,中東といった共通の関心地域の情勢について意見交換を行いました。
(参考)NATO概要(PDF)
NATOは,西欧防衛を目的として1949年に12か国で設立,北米及び欧州28か国が加盟。日本は,韓国,豪州,NZ,イラク,アフガニスタン,モンゴル,パキスタンと共に「世界におけるパートナー(Partners across the globe)」の一員。