トルクメニスタン
岸田総理大臣とベルディムハメドフ・トルクメニスタン人民評議会議長(前大統領)との会談
令和4年9月28日


9月28日、午後3時05分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のグルバングルィ・ベルディムハメドフ・トルクメニスタン人民評議会議長(前大統領)(H.E. Mr. Gurbanguly BERDIMUHAMEDOV, Chairman of the Halk Maslakhaty of the Milli Gengesh of Turkmenistan)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、トルクメニスタンで実施された安倍元総理大臣追悼の昼食会でもベルディムハメドフ議長が温かい挨拶をしたことに触れつつ、故安倍晋三国葬儀への参列に謝意を表明しました。これに対し、ベルディムハメドフ議長は、安倍元総理大臣の逝去はトルクメニスタンの国民にとっても大きな悲劇であったと述べ、心からの哀悼の意を表しました。
- また、岸田総理大臣から、日本企業の参画した大型天然ガス加工プラント建設の実現を歓迎するとともに、更なる関係強化には日本企業が安心して活動できるビジネス環境が不可欠であり、議長の力添えをお願いしたい旨述べました。ベルディムハメドフ議長からは、安倍元総理大臣訪問後に完工したこれらのプラントがトルクメニスタンの発展に大きく貢献したことを評価し、協力関係の継続を期待する旨述べました。
- さらに、岸田総理大臣から、ロシアによるウクライナ侵略を一日も早く終わらせるべく、国際社会が結束して対応することが重要である旨述べました。また、力を背景とした一方的な現状変更の試みに強く反対する旨述べました。
- 双方は、両国の友好議員連盟の活発な活動を歓迎し、本年の外交関係樹立30周年の節目に両国関係を更に強化することで一致しました。