外務副大臣・外務大臣政務官
「中央アジア+日本」対話
第8回高級実務者会合出席者(各国外務次官等)による牧野外務大臣政務官表敬
3月18日,牧野たかお外務大臣政務官は,「中央アジア+日本」対話・第8回高級実務者会合(SOM)出席のため訪日した中央アジア5か国(カザフスタン,キルギス,タジキスタン,トルクメニスタン及びウズベキスタン)の外務次官等の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1.冒頭,牧野政務官から,日本は,「中央アジア+日本」対話の開始から10周年を迎える本年に開催予定の第5回外相会合(於:キルギス)を重視しており,その準備を行う高級実務者会合で有意義な議論が行われることを期待する旨述べました。
2.これに対し,中央アジア側からは,良好な二国間関係に加え,対話枠組みにおいて具体的な地域協力が進展していることは喜ばしく,地域の安定と発展に向けた「中央アジア+日本」対話による日本のイニシアティブを高く評価しました。
(参考1)
「中央アジア+日本」対話("Central Asia plus Japan" Dialogue)
(1)「中央アジア+日本」対話は,我が国が中央アジア地域の地域協力を促進するため,2004年に立ち上げた対話枠組み。2012年11月,東京で「中央アジア+日本」対話・第4回外相会合を開催。
(2)現在の議長国はキルギスであり,本年同国で開催予定の第5回外相会合の準備のため,3月19日に東京で第8回高級実務者会合を開催。外相会合では「貿易・投資促進」,「アフガニスタンに関連する地域安全保障(麻薬対策,国境管理)」及び「持続可能な成長」を議題とする予定。また,「専門家会合」(本年2月6日開催)および「東京対話」(同3月18日)等を通じ,農業分野における具体的な地域協力を推進。
(参考2)
「中央アジア+日本」対話・第8回高級実務者会合 出席者
日本: 丸山外務省中央アジア担当特別代表・大使
キルギス: オトルバエフ外務次官
タジキスタン: ゾヒドフ外務次官
トルクメニスタン: ハジエフ外務次官
ウズベキスタン: アスカロフ外務次官
カザフスタン: バカエフ外務省全アジア協力局次長