カザフスタン共和国

令和7年8月25日
ヌルトレウ副首相兼外務大臣と握手する岩屋外務大臣
外相会議の様子
共同記者発表を行う岩屋外務大臣とヌルトレウ副首相兼外務大臣

 現地時間8月25日午前9時55分(日本時間同日午後1時55分)から約1時間30分間、岩屋毅外務大臣は、訪問先のカザフスタン共和国において、ムラト・ヌルトレウ副首相兼外務大臣(H.E. Mr. Murat NURTLEU, Deputy Prime Minister - Minister of Foreign Affairs of the Republic of Kazakhstan)と会談するとともに、無償資金協力署名式及び共同記者発表を実施したところ、概要は以下のとおりです。

1 日・カザフスタン外相会談

  1. 冒頭
    1.  ヌルトレウ副首相兼外務大臣から、岩屋大臣の初めてのカザフスタン訪問を歓迎する旨述べた上で、今年2回目となる岩屋大臣との外相会談を通して、日本との協力を幅広い分野で強化したい旨述べました。
    2.  これに対し、岩屋大臣から、カザフスタン訪問が実現でき大変うれしく思うと述べた上で、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するための戦略的パートナーであるカザフスタンとの協力関係を一層強化したい旨述べました。
  2. 二国間関係
    1.  岩屋大臣から、活発な要人往来が継続していることを歓迎する旨述べました。さらに、二国間クレジット制度(JCM)の活用、鉱物資源や日本企業の誘致などの経済分野、核軍縮・不拡散分野等における関係強化を通じ、二国間関係を更に発展させていきたい旨述べました。
    2.  ヌルトレウ副首相兼外務大臣から、防災・減災のための協力や核実験被害者支援を含むこれまでの日本の支援に対する感謝が表明されるとともに、両国の政治、貿易・投資・経済などあらゆる分野での協力を強化したい旨述べました。
  3. 「中央アジア+日本」対話
     両外相は、昨年8月に開催が延期された「中央アジア+日本」対話・首脳会合を可能な限り早期に開催すべく調整を加速化することで一致しました。

2 無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の署名・交換及び共同記者発表

 外相会談後、両外相により、無償資金協力「経済社会開発計画」(核実験被害者支援:医療機材の供与)に関する書簡が署名・交換されました。


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