ウクライナ

令和3年4月14日

 4月14日、午後5時00分から約20分間、菅義偉内閣総理大臣は、ヴォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領(H.E. Mr. Volodymyr ZELENSKYY, President of Ukraine)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 菅総理大臣から、ウクライナは、自由、民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する重要なパートナーであり、日本はG7とも連携しウクライナの改革努力を一貫して支援している旨述べました。ゼレンスキー大統領から、日本による対ウクライナ支援への謝意を表明し、両首脳は、二国間関係の進展を歓迎しました。
  2. ゼレンスキー大統領から、最近のウクライナ東部情勢について説明があり、菅総理大臣から、日本はウクライナの主権及び領土一体性を一貫して支持しており、ウクライナ東部情勢の悪化を懸念している旨述べました。
  3. また、菅総理大臣から、東シナ海・南シナ海における一方的な現状変更の試みについて深刻な懸念を表明すると共に、北朝鮮による先般の弾道ミサイルの発射に対する強い非難及び拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め、ゼレンスキー大統領から日本の立場に対する支持が表明されました。

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