ウクライナ

平成28年9月20日
写真提供:内閣広報室
写真提供:内閣広報室

 9月20日午後11時30分(現地時間9月20日午前10時30分)から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,国連本部内にて,ペトロ・ポロシェンコ・ウクライナ大統領(H. E. Mr. Petro POROSHENKO, President of Ukraine)と会談を行ったところ,概要以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理から,本年4月以来の再会をうれしく思う旨述べ,ポロシェンコ大統領から,4月の同大統領訪日における日本側の歓待に謝意が表明されました。

2 また,両首脳は,両国はともに国連安全保障理事会メンバーであることを踏まえ,北朝鮮に対する新たな制裁決議の採択も含め,国際場裏で緊密に連携していくことで一致しました。

3 ウクライナ情勢について,安倍総理から,引き続きミンスク合意の完全履行及び国内改革の加速の重要性を指摘の上,日本は既に表明済みの約18.5億ドルの支援を中心に,引き続きウクライナの改革努力を支援していく旨述べました。その具体例として,来月以降の約9,000着の警察官用防寒具の提供や11月に予定される物流調査ミッションの派遣につき紹介しました。 これに対しポロシェンコ大統領から,ウクライナに対する日本の政治的,経済的支援に対する謝意が示されました。

4 さらに,両首脳は外交関係樹立25周年に当たる明2017年を「ウクライナにおける日本年」として,しっかりと準備を進めていくことで一致しました。


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