ポーランド共和国
日・ポーランド首脳会談
令和3年7月24日
7月24日、午前9時40分から約20分間、菅義偉内閣総理大臣は、東京オリンピック競技大会開会式に出席するために訪日中のアンジェイ・ドゥダ・ポーランド共和国大統領(H.E. Dr. Andrzej Duda, President of the Republic of Poland)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 菅総理大臣から、ドゥダ大統領の訪日を歓迎するとともに、万全な感染対策を講じ、安全・安心な東京オリンピック・パラリンピック競技大会を実現する決意を述べました。ドゥダ大統領から、温かい歓迎に感謝するとともに、コロナ禍の困難な状況の下で日本が世界中から人の集う東京大会を開催することに大きな賛同を示すため訪日した。素晴らしい開会式に出席でき感謝する旨述べました。
- 両首脳は、両国の戦略的パートナーシップを一層深化させていくことで一致しました。また、菅総理大臣から、ドゥダ大統領が主導する「三海域イニシアティブ」に注目しており、日本企業の関心が高まるよう取り組んでいく旨述べたのに対して、ドゥダ大統領から日本企業の参加を強く期待する旨発言がありました。
- 菅総理大臣から、EUが策定するインド太平洋戦略を通じて、インド太平洋地域への欧州の関与が強化されることを期待する旨述べたのに対して、ドゥダ大統領から「自由で開かれたインド太平洋」への全面的な支持が示されました。
- 菅総理大臣から、日本産食品に対するEUによる輸入規制措置撤廃に向け、ポーランドの協力を求めました。
- 菅総理大臣から、拉致問題を含む北朝鮮への対応の重要性について述べるとともに、2025年の大阪・関西万博へのポーランドの参加に期待を表明しました。