ポーランド共和国

平成29年3月7日
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 3月6日,滝沢求外務大臣政務官は,クシシュトフ・シュチェルスキ・ポーランド共和国大統領府国務次官(Prof. Krzysztof Szczerski, State Secretary , the Chancellery of the President of the Republic of Poland)と会談したところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,滝沢政務官から,日・ポーランド両国は,戦略的パートナーシップの関係にあり,本年は国交回復60周年,2019年は国交樹立100周年の節目を迎えるところ,政治,経済,文化等で協力関係を一層強化していきたいと述べました。これに対し,シュチェルスキ国務次官は,日本企業の進出及び投資がもたらすポーランド経済への貢献につき謝意を示すとともに,ハイレベルの要人往来を含め,両国関係の更なる拡大について期待を述べました。
  2. 両者は,アジア及び欧州において,自由で開かれた法に基づく国際秩序に対する挑戦という共通の問題に直面する中,日欧米という基本的価値を共有する自由・民主主義諸国が連携していくことの重要性について一致しました。
  3. さらに,両者は,「V4+日本」協力を含む地域間協力,国連を含む国際場裏での協力等についても意見交換を行いました。

(注)ヴィシェグラードV4(V4)
 ポーランド,チェコ,スロバキア及びハンガリーによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設。日本とは,外相,高級事務レベルの対話に加え,経済・投資促進,開発協力,安全保障等の分野において「V4+日本」協力が進められている。


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