「V4+日本」対話・協力

令和2年12月14日

 12月11日午後18時00分頃から約2時間、宇都隆史外務副大臣は、V4各国のパヴェウ・ミレフスキ駐日ポーランド共和国大使、パラノビチ・ノルバート駐日ハンガリー大使、マリアーン・トマーシク駐日スロバキア共和国大使、ミラン・スラネッツ駐日チェコ共和国大使館参事官と懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、宇都副大臣から、昨年4月の第3回「V4+日本」首脳会合は、年々緊密になっている日本とV4との関係強化を確認する良い機会となり、「V4+日本」の協力を一層推進していきたい旨述べました。
  2. これに対し、V4側からは、来年、V4が発足30年を迎えることに言及があり、V4側として日本との協力を重視している旨改めて表明があった他、政治、安全保障、経済、貿易・投資、科学技術、教育等の幅広い分野で「V4+日本」協力を継続・強化していきたい旨発言がありました。
  3. 両者は、新型コロナウイルス感染症に関する日欧双方の現状や対策、ポスト・コロナの社会における協力及び地域情勢等についても意見交換を行い、基本的価値観を共有するパートナーとして、引き続き緊密に協力していくことで一致しました。

[参考]V4(ヴィシェグラード4)
 ポーランド(現議長国)、ハンガリー、スロバキア及びチェコによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設された。首脳、外相、高級事務レベルの対話に加えて、科学技術、第三国支援、防災、環境等の幅広い分野で「V4+日本」の協力が進められている。


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