欧州

Visegrad 4 plus Japan Seminar 2017 Migration Issues in Central Europe and Japan’s Perspective

平成29年2月23日
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  1. 2月22日(水曜日),日本とヴィシェグラード4か国(V4:ポーランド,ハンガリー,スロバキア,チェコ)による「V4+日本」協力の一環として,外務省と駐日ポーランド大使館(V4議長国)をはじめとする駐日V4各国大使館,そして,V4諸国との学術交流を進める学校法人城西大学との共催により,「V4+日本」移民問題セミナーが開催されました。
  2. セミナーの冒頭では,日本政府を代表し,滝沢求外務大臣政務官が基調講演を行いました。その中で,V4各国が,民主化移行プロセスにおける自国民の国外流出と,近年の中東地域の不安定化に伴う移民・難民の大量流入の双方を経験していることに言及し,V4各国から西欧諸国と異なる視点を得て,中長期的な観点から他民族・他文化との共生及び統合のあり方について,建設的な議論を行うことを期待したい旨述べました。
  3. 基調講演に続いて行われた各セッションにおいては,我が国及びV4諸国から参加した実務担当者及び有識者から,(1)欧州における移民・難民危機の起源,(2)V4各国の移民政策の現状,そして,(3)移民問題対応に当たっての日本と欧州を含む国際社会の協力の可能性につき,それぞれの見解が述べられ,その後,一般来場者も交えて活発な意見交換が行われました。

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