欧州
GUAM諸国の環境/廃棄物処理政策関係者等の訪日(結果)
平成28年3月2日
外務省は,2月21日(日曜日)から29日(月曜日)まで,平成27年度GUAM諸国(参考1参照)実務者招へいを実施しました。
- 本年度は「環境/廃棄物処理」をテーマとして,GUAM各国の環境/廃棄物処理政策に携わる政府関係者及びGUAM事務局関係者の合計9名は,関係省庁や地方自治体等からブリーフを受けるとともに,食品廃棄物処理施設やゴミ焼却工場等を視察しました。
- また,26日(金曜日)に開催されたワークショップでは,我が国の環境/廃棄物処理政策や同分野における国際協力及びビジネスの可能性を中心に活発な意見交換が行われました。
- 今後参加者は,今回の訪日で得られた経験や人脈をもとに,環境/廃棄物処理政策に引き続き取り組むとともに,「GUAM+日本」協力の促進に貢献することが期待されます。
- (参考1)「民主主義・経済発展のための機構-GUAM」
- 民主化の促進と市場経済による経済発展を共通の目標とする旧ソ連邦の4か国(ジョージア,ウクライナ,アゼルバイジャン,モルドバ)によって,1997年に創設された対話と協力のための地域フォーラム(機構名GUAMは加盟国名の頭文字をとったもの)。事務局はウクライナの首都キエフにある。
- (参考2)「GUAM+日本」会合及び「GUAM+日本」ワークショップ
- 2007年6月,アゼルバイジャンの首都バクーにおける第2回GUAMサミットの際,初めての「GUAM+日本」会合を実施。2015年12月には,セルビアの首都ベオグラードにおける第22回欧州安全保障協力機構(OSCE)外相理事会に際して第3回「GUAM+日本」外相級会合が開催され,これまでの日・GUAM協力の成果を確認し今後の方針を定めた「協力プログラム」に署名。また,観光振興,エネルギー安全保障,医療,水管理等をテーマとするワークショップを毎年開催しており,今回の環境/廃棄物処理ワークショップは9回目。