欧州
「V4+日本」安全保障セミナー(概要)
Visegrad plus Japan Security Seminar
Global Implications
- Interlinking the Security Environment of East Asia and Central Europe -
平成26年2月5日
- 2月4日(火曜日),日本とヴィシェグラード4か国(V4:ハンガリー,スロバキア,チェコ,ポーランド)による「V4+日本」協力の一環として,2013年6月に行われた「V4+日本」首脳会合における合意に基づき,外務省と駐日ハンガリー大使館をはじめとする駐日V4各国大使館,そして,V4諸国との学術交流を進める学校法人城西大学との共催により,「V4+日本」安全保障セミナーが開催されました。
- セミナーの冒頭では,日本政府を代表し,牧野たかお外務大臣政務官が基調講演を行い,グローバル化が進み,世界のパワーバランスは急激に変化し,国境を越えた脅威が増大する中,どの国も一国で問題を解決し,自らの平和と安全を維持することはできないため,価値観を共有する日本とV4が協力していくことが重要である旨,また,「積極的平和主義」を実現する上でも,V4は最も相応しいグローバル・パートナーの一つである旨述べました。
- 基調講演に続いて行われた各セッションにおいては,我が国及びV4諸国から参加した実務担当者及び専門家が,(1)東アジアの安全保障環境と日本の外交課題,(2)中欧の安全保障環境とV4の外交課題,そして,(3)東アジアと中欧の安全保障環境が相互に連関しているとの共通認識に基づき,海洋安全保障,サイバー,ミサイル防衛などについて意見交換を行いました。