ドイツ連邦共和国

平成27年10月29日
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本29日午後2時45分より約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,日独フォーラム出席者の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理大臣より,日独フォーラムの東京開催を歓迎する,同フォーラムが成功裏に開催されたことに対して,マティアス・ナス独側座長(ディー・ツァイト紙外信部長),茂木友三郎日本側座長(キッコーマン株式会社取締役名誉会長・取締役会議長)をはじめとする関係者の皆様の御尽力に心から敬意を表したい,また,日本は来年ドイツからG7議長を引き継ぐが,基本的な価値を共有しているドイツとは国際社会の諸課題について,今後とも協力していきたい,日独フォーラムからも有意義な示唆を得たい旨述べました。

2 これに対して,両座長より,今次フォーラムでは,難民問題を含め,両国が直面する政治課題,高齢社会の中の成長と福祉,外交安全保障などにつき活発かつ有意義な議論を行った,その結果には,後日提言の形で両国首脳に提出させていただきたい旨述べました。

【参考】
 日独フォーラムは,宮澤喜一総理(当時)とヘルムート・コール首相(当時)との合意に基づき,日独両国の関係強化と相互理解の増進を目的とし,両国各界有識者が自由な討議を行う「賢人会議」として1993年に設立(今回が第24回会合)。日独双方の政界,経済界,学界等からのハイレベルの出席者による合同会議が毎年1回日独交互に開催され,その「提言」は日独首脳に提出されている。


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