チェコ共和国
岸田外務大臣によるハマーチェク・チェコ下院議長表敬
平成29年1月9日





本9日(月曜日),午前11時30分(現地時間)から約40分間,岸田外務大臣は,訪問中のチェコ・プラハにおいて,ヤン・ハマーチェク・チェコ下院議長(H.E. Mr. Jan Hamáček,Speaker of the Chamber of Deputies of the Czech Republic)を表敬したところ,概要は以下のとおり。
1 冒頭,ハマーチェク議長から,岸田大臣のチェコ訪問に歓迎の意が示されると共に,ハマーチェク議長自身が2015年に訪日し,広島平和記念式典に出席したことに触れ,広島大学から寄贈された原爆ドームの破片のチェコ国内での展示について説明があった。
2 これに対し,岸田大臣から,ハマーチェク議長の活動に謝意を表明すると共に,破片の展示が,より多くのチェコの人々に被爆の実相を伝え,核廃絶への思いを共有してもらう機会となることを確信している旨述べ,引き続き,核兵器のない世界に向けて協力していくことで一致した。
3 両者は,経済,文化交流,安全保障をはじめ,幅広い分野で二国間関係を更に拡大するとともに,法の支配を含む共通の価値観を有する日・チェコ両国が国際社会においてより緊密に連携していくことで一致した。また,両者は議会間交流促進の重要性について一致した。
4 表敬終了後,岸田大臣は,ハマーチェク議長の案内で,原爆ドームの破片を視察した。