チェコ共和国
岸田外務大臣によるソボトカ・チェコ首相表敬
平成29年1月9日



本9日(月曜日),午前8時(現地時間)から約30分間,岸田外務大臣は,訪問中のチェコ・プラハにおいて,ボフスラフ・ソボトカ・チェコ首相(H.E. Mr. Bohuslav Sobotka, Prime Minister of the Czech Republic)を表敬したところ,概要は以下のとおり。
1 冒頭,ソボトカ首相から,岸田大臣のチェコ訪問を歓迎する旨述べるとともに,政治・経済両面において両国関係が順調に発展していることを歓迎する旨述べた。岸田大臣からは,ソボトカ首相に表敬する機会を得たことを嬉しく思う旨伝える共に,この機会を両国の更なる発展につなげたいとの意思を伝えた。
また,ソボトカ首相から訪日の希望が表明されたのに対し,岸田大臣は,訪日の意向を心から歓迎する旨述べた。両者は,今後双方にとって都合の良い時期を調整していくことで一致した。
2 両者は,両国の経済面での良好な関係に触れつつ,原子力を含む幅広い分野でさらに協力を拡大していくことで一致した。また,両者は日EU・EPA,SPAの早期大枠合意達成の必要性につき一致した。さらに,国交回復60周年事業,ワーキングホリデー協定交渉の大筋合意などを通じて,二国間関係を更に発展させていくことで一致した。
3 両者は,国際社会が,アジア,欧州の双方で法の支配に基づく国際秩序に対する挑戦に直面する中,基本的価値を共有する日本とチェコが連携して対応していく必要性について一致した。