知的財産権
植物の新品種の保護に関する国際同盟(Union Internationale pour la Protection des Obtentions Végétales:UPOV)
令和6年2月7日
1 設立
植物の新品種の保護に関する国際同盟(Union Internationale pour la Protection des Obtentions Végétales:UPOV)は、植物新品種の開発を促進することを目的として、国際的なルール(植物新品種の保護の条件、保護内容、保護期間など)を定める政府間組織として、「植物の新品種の保護に関する国際条約」に基づき、1961年に設立されました。
2 加盟国・地域
EU(27か国)、アフリカ知的財産機関(OAPI 17か国)を含む全世界の78か国・地域(2023年9月時点)
3 事務局
- 本部:スイス、ジュネ-ブ
- 事務局長(Director-General):ダレン・タン(2020年10月就任。任期6年)
4 植物の新品種の保護に関する国際条約
植物の新品種の保護に関する国際条約は、1961年にパリにおいて採択され、1968年に発効しました。その後、技術的な進化に合わせ、1972年、1978年及び1991年に改正されました。
日本は、1978年条約に1982年に加入し、1991年条約に1998年に加入しました。
5 関連情報
- 1991年にジュネーヴで改正された植物新品種保護に関する国際条約(PDF)
- 1978年にジュネーヴで改正された植物新品種保護に関する国際条約((1)PDF
・(2)PDF
)
- 植物新品種保護国際同盟(UPOV)(英語)