欧州連合(EU)

平成28年4月21日
提言書を受け取る安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本21日午後5時55分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,日・EUビジネス・ラウンドテーブル(Business Round Table:BRT)の佃(つくだ)和夫日本側共同議長(三菱重工業株式会社相談役),ファブリス・ブレジエ同EU側共同議長(エアバス株式会社社長兼最高経営責任者(CEO))(Mr. Fabrice Brégier, President and Chief Executive Officer (CEO) of Airbus)の表敬及び提言書の手交を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1  冒頭,ブレジエEU側共同議長から,本年のBRT年次会合において採択された日・EU両政府に対する提言書を安倍総理大臣に手交し,これに引き続き,佃日本側共同議長から,提言書をエルジビエタ・ビエンコフスカ欧州委員(Her Excellency Elżbieta Bieńkowska, European Commissioner)に手交しました。

2  その上で,佃共同議長から,提言書の概要を説明しつつ,日EU経済連携協定(EPA)の本年中の大筋合意実現へ向けた期待等,BRT年次会合での議論について紹介がありました。

3  引き続き,ブレジエ共同議長から,提言書が,日・EUのパートナーシップ強化や経済成長に寄与し,また,日EU・EPA交渉の妥結に資することを願う旨述べました。

4  引き続き,ビエンコフスカ欧州委員から,提言書に関する謝意を述べつつ,産業界からの提言は,日EU・EPA交渉の加速化や日・EU経済(PDF)別ウィンドウで開くにとって重要である旨述べました。

5  最後に,安倍総理大臣から,両共同議長を始めとするBRT関係者に謝意を表した上で,G7伊勢志摩サミットにおいて世界経済の持続的かつ力強い成長に向けたメッセージを発出したい旨述べるとともに,日EU・EPA交渉の年内妥結に向け取り組んでいく旨述べました。

(参考)日・EUビジネス・ラウンドテーブル(BRT)
 1999年に設立された日本とEUのビジネス界の対話の枠組み。年一回,日本とEUで交互に年次会合を開催(本年の年次会合は4月20日に東京で開催別ウィンドウで開く)。

日本側共同議長佃三菱重工業株式会社相談役
EU側共同議長ブレジエ・エアバス社長兼最高経営責任者(CEO)

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