エネルギー安全保障
「太陽に関する国際的な同盟(ISA)の設立に関する枠組協定」の受諾書の寄託
平成30年10月30日
- 10月29日,我が国は,東京において,「太陽に関する国際的な同盟(ISA)の設立に関する枠組協定」の受諾書をインド政府に寄託しました。これにより,この協定は,我が国について,本年11月28日から効力が生ずることとなります。
- この協定は,締約国のニーズに沿って,太陽エネルギーの規模を拡大するという重要な共通の課題に共同で取り組むことを目的としてISAを設立することについて定めるものであり,平成28年11月15日に署名が開放され,平成29年12月6日に発効しました。我が国は,本年10月26日に,東京において,本協定への署名を行いました。
- 我が国としては,世界の脱炭素化へ貢献するとともに,我が国の技術やイノベーションについて積極的に発信するため,ISAの活動に主体的かつ効果的に取り組んでいく考えです。
- 【参考】太陽に関する国際的な同盟(ISA)の概要
- 平成27年11月の第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)開催期間中に,国際社会における太陽エネルギーの規模の急速かつ大幅な利用拡大を目的に,太陽に由来する資源が豊かな国の間での協力のプラットフォームとしてインド政府がフランス政府と共に立ち上げたイニシアティブ。その設立のための文書である太陽に関する国際的な同盟(ISA)の設立に関する枠組協定には,本年10月29日現在,日本を含む71か国が署名しており,うち締約国は48か国。事務局はニューデリー(インド)に所在。