国連外交

令和7年3月18日
グリンスパンUNCTAD事務局長と赤堀外務審議官

 3月17日、ジュネーブを訪問中の赤堀外務審議官は、レベッカ・グリンスパン国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局長(Ms. Rebeca Grynspan, Secretary-General, UN Trade and Development)と意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 赤堀外務審議官から、ウクライナ情勢に伴う食料・エネルギー・金融危機への対応やアフリカのエネルギー移行支援を始め、途上国の開発に係るUNCTADの活動を評価する、そのため昨年と本年、日本はUNCTADの活動に拠出した旨述べたのに対し、グリンスパン事務局長から、UNCTADの取組への日本の理解と支援に対する謝意が表明されました。
  2. 双方は、貿易と開発をめぐる最近の国際的な動向や課題、日本とUNCTADとの協力強化等について、率直な意見交換を行いました。

(参考)国連貿易開発会議(UNCTAD)

 貿易及び投資による開発、貧困削減及び世界経済への統合のため途上国を支援することを目的とし、調査研究及び政策分析、政府間会合の開催、技術協力を実施する国連の機関。


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