G7

令和7年6月17日
展望台でサルファー山を背景に参加した他の首脳配偶者とともに集合写真の撮影に応じる石破総理大臣夫人 サルファー山展望台 (写真提供:内閣広報室)
バンフ在留邦人の活動である清掃作業に参加する石破総理大臣夫人 バンフ在留邦人との交流・清掃作業 (写真提供:内閣広報室)
  1. ダイアナ・カーニー・カナダ首相夫人主催配偶者プログラム(2日目)
     石破総理夫人は、G7カナナスキス・サミットの配偶者プログラムの一環で、バンフ国立公園を訪問しました。ゴンドラで到着したサルファー・マウンテン(Sulphur Mountain)の頂上では、参加した配偶者らと目の前に広がる雄大な自然を堪能しました。
     また、カーニー首相夫人主催の昼食会に出席し、参加した配偶者と深睦を深めました。
  2. バンフ在留邦人との交流(清掃活動及び懇談)
     石破総理夫人は、バンフにおいて観光業等に従事する在留邦人の皆さんとセントラルパーク周辺の清掃活動に参加し、懇談を行いました。約20分間実施した清掃活動では、バンフの町の人々からの温かいかけ声を受けながら、参加者全員で合わせてバケツ半分程のゴミを拾いました。続けて行った懇談において、総理夫人から、「ごみ拾い活動は、約30年前に当時の日系商工会議所の有志の方々が地域コミュニティへの貢献活動として始められ、それが今となってはバンフの町の行事に発展しました。皆様の活動を日本人として大変誇りに感じます。」と述べ、その活動を激励しました。その後、カナダの魅力、カナダにおける観光関連ビジネスの動向等についての話に耳を傾けました。

(参考1)バンフについて

 バンフはロッキー山脈観光の中心地であり、バンフを含むカナディアン・ロッキー山脈自然公園群は1984年にユネスコの世界遺産に登録

(参考2)バンフ在住の邦人の活動について

 バンフには邦人が設立した複数の旅行会社があり、ワーキングホリデーで勤務する邦人など約800名の邦人が暮らしている。
 1995年当時に存在した在バンフ日系商工会のメンバーが中心となり、地域コミュニティへの貢献活動として、日本人観光客のバンフ訪問が一段落する5月のゴールデンウィーク後に清掃活動を開始。その後、一時中断した時期もあったもののこの活動が次世代にも受け継がれ、現在まで継続。コロナ後の2022年からバンフ町もEarth Day(4月22日)の活動として清掃活動を開始したことからバンフの日本人グループもこれに合流する形でバンフ町の行事に参加している。


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