世界経済フォーラム(ダボス会議)

令和5年7月5日
シュワブ会長と握手をしながら記念撮影をする岸田総理大臣 表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)
シュワブ会長と向かい合って挨拶する岸田総理大臣 表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)

 7月4日、午後1時40分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、クラウス・シュワブ世界経済フォーラム会長(Professor Klaus Schwab, Founder and Executive Chairman of the World Economic Forum)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣は、シュワブ会長の訪日を歓迎した上で、国際社会が歴史的な転換点にある中で開催された先般のG7広島サミットでは、分断と対立ではなく、協調の国際社会の実現に向けて、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くことの重要性について一致することができた旨、さらに、人工知能(AI)について、「広島AIプロセス」を立ち上げ、G7で議論を進めることとしている旨を述べ、G7の取組を発信する上で、引き続き、世界経済フォーラムとよく連携していきたい旨を述べました。
  2. シュワブ会長からは、G7広島サミットの成功へ祝意とともに、日本がグローバルなコンテクストの中で軸となる力を示す重要な役割を果たしていることに対して評価が示されるともに、特に、AI分野におけるG7の関与を歓迎し、ダボス会議として産業界の視点から貢献したい旨、来年1月に開催が予定されている次回ダボス会議を念頭に、2023年のG7議長国である日本とも協力を継続していきたい旨を述べました。
(参考)世界経済フォーラム(World Economic Forum

 1971年、シュワブ会長によって設立された非営利団体。世界各地で各種のシンポジウムを主催。スイス・ジュネーブに本部を置く。年次総会(通称ダボス会議)には例年2千人以上の世界のリ-ダーが出席。


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