ASEAN(東南アジア諸国連合)
ASEAN設立50周年記念シティ・ツアーの開催(結果)
平成29年8月4日
外務省及び国土交通省は,ASEAN創設50周年にあたり,ASEAN地域における「質の高いインフラ投資」の推進やASEAN諸国とのさらなる関係強化に向けて,ASEAN諸国在京大使等を対象として,我が国の「質の高いインフラ」を紹介する「シティ・ツアー」を開催しました。
今回のツアーでは,我が国の「質の高いインフラ」に係る取組についてASEAN諸国在京大使等と意見交換等を実施した後,緻密な日本の都市交通ネットワークを支えるための取組について紹介しましたので,その結果概要をお知らせします。
1 開催日
平成29年7月31日(月曜日)
2 主催
外務省、国土交通省(共催)
3 出席国
インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス
計9か国22名(太字は大使出席国)
4 結果
(1)国土交通省幹部とASEAN諸国在京大使等との意見交換等(国土交通省)
冒頭,藤井国土交通大臣政務官より,「質の高いインフラ」の重要性に言及するとともに,今後も「質の高いインフラ投資」を通じて,各国との協力関係を発展させたい旨挨拶しました。
また、国土交通省より,「質の高いインフラ投資」に係る取組について発表しました。
意見交換の際には、我が国が有する信頼性等から,今後のASEAN地域でのインフラ建設やオペレーション等における貢献について期待が示されました。
(2)現地視察:東京メトロ総合研修訓練センター(都内)
東京メトロ総合研修訓練センターを視察し,安全で円滑な鉄道サービスを支えるための人材開発システムを紹介しました。在京大使等からは,緊急時の対応等,具体的な研修内容に関心が示されました。
(3)現地視察:首都高速道路交通管制室(都内)
首都高速道路交通管制室を視察し,高速道路交通情報を収集・処理・提供するシステムを紹介しました。在京大使等からは,交通管制システムを支えるための役割分担等に関心が示されました。