科学技術
岸外務大臣科学技術顧問のマレーシア訪問



平成30年1月15日から16日まで,岸輝雄外務省参与(外務大臣科学技術顧問)はマレーシアを訪問しました。岸顧問は,滞在中,マネジメント&サイエンス大学および科学技術革新省にてSIPキャラバンを実施したほか,プトラ大学,マレーシア日本国際工科院(MJIIT)を視察・訪問し,関係者と意見交換を行いました。また,ザクリ首相科学顧問とも意見交換を行いました。主な活動の概要は以下のとおりです。
1 SIPキャラバン
2 プトラ大学訪問
15日,岸顧問は,プトラ大学を訪問し,プトラ大学と創価大学によるSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム:Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)採択課題「微細藻類の大量培養技術の確立による持続可能な熱帯水産資源生産システムの構築」の概要について説明を受けた後,マレーシア側研究代表者他と同国の研究状況等について意見交換を行いました。また,研究施設を見学しました。
3 ザクリ首相科学顧問との意見交換
16日,岸顧問は,マレーシア・ハイテク産官機構(MIGHT)を訪問し,ザクリ首相科学顧問他と意見交換を行いました。ザクリ顧問より,マレーシアにおける科学技術政策についての説明を受けた後,岸顧問から,外務大臣科学技術顧問としての活動について紹介するとともに,e-ASIA共同研究プログラムへのマレーシア機関の積極的な参画を要請しました。
4 マレーシア日本国際工科院訪問
16日,岸顧問は,マレーシア日本国際工科院を視察・訪問しました。同大学の取組等の説明を受けた後,意見交換が行われました。マレーシアでは科学技術革新大臣が「Agriculture 4.0」を打ち出していることから,同大学においてもスマート農業に関心があり,今後日本との協力を進めたい旨発言がありました。