科学技術

岸外務大臣科学技術顧問のフランス・スペイン訪問

平成31年3月1日

 平成31年2月11日から14日まで,岸輝雄外務省参与(外務大臣科学技術顧問)はフランス(パリ)とスペイン(マラガ)を訪問しました。主な活動の概要は以下のとおりです。

1 SIPキャラバン

 11日,パリにおいて,SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)キャラバン(注)の一環として,内閣府,国立研究開発法人科学技術振興機構(JST),外務省および在フランス日本大使館が共同で,フランス高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の協力の下,シンポジウム:「Symposium on the Science and Technology Policy toward Innovation of Japan and France」を開催しました。本シンポジウムでは,岸顧問や橋本和仁・総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)有識者議員,登内敏夫・内閣府政策統括官付(科学技術・イノベーション担当)政策企画調査官,フレデリック・ラヴェルMESRI研究・イノベーション総局課長らが登壇し,日仏両国の科学技術・イノベーション政策を紹介しました。続いて,日本の科学技術イノベーション政策の実施の好事例として,岸顧問がプログラム・ディレクター(PD)を務めるSIP「革新的構造材料」の10名の研究代表者が研究成果を報告しました。フランスからも,高等教育・研究・イノベーション省の関係者に加え,パリ南大学・ENSパリ・サクレー大学等の大学やフランス国立科学研究センター(CNRC)やフランス国立航空宇宙研究所(ONERA)等の研究機関の研究者,エア・バスやサフラン等の企業関係者など多くの参加を得ると共に,各セッションでは,活発な質疑応答が行われるなど,大変盛況のうちに終了しました。

(注)SIPキャラバン:
 外務大臣科学技術顧問(外務省参与)の活動の一環として,我が国の科学技術外交の発信と共に,内閣府との連携により,「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」に代表される我が国の科学技術イノベーションの取組について,我が国の在外公館等を通じて現地科学技術関係者(政府政策担当者,研究機関・大学関係者等),外交・国際機関関係者等に向けた発信・ネットワーキング事業を行い,科学技術分野における将来の国際協力や我が国の研究開発成果の国際展開の布石とする取組。

2 Transfiere 2019(科学,工学及びイノベーションに関する欧州フォーラム)

 2月13日から14日にかけてマラガで開催されたTransfiere 2019(科学,工学及びイノベーションに関する欧州フォーラム)に,岸顧問と日本の国立研究開発法人(科学技術振興機構(JST)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO),医療研究開発機構(AMED),宇宙航空研究開発機構(JAXA))から担当者が出席しました。
 岸顧問は,日本の科学技術外交の取組や科学技術イノベーション政策動向に関して講演を行いました。国立研究開発法人からの出席者は,スペイン国家研究庁やスペイン産業技術開発センターと共に,ラウンド・テーブルセッションに参加し,日スペインの科学技術協力の現状や今後について意見交換を行いました。また,竹村誠洋・科学技術振興機構参事役は「イノベーションのための構造材料」と題して,日本の科学技術イノベーションの事例を紹介しました。


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