通常兵器の軍縮及び過剰な蓄積禁止に関する我が国の取組

平成30年10月9日
(画像)クラスター弾に関する条約第8回締約国会議 ロゴ
(写真)クラスター弾に関する条約第8回締約国会議の様子
  1. 9月3日から5日にかけて,ジュネーブ(スイス)において,我が国も締結しているクラスター弾に関する条約(CCM)の第8回締約国会議が開催されました。
  2. 今回の会議においては,昨年9月に開催された第7回締約国会議から現在までの間に,条約の普遍化(締約国数を増やすこと),貯蔵弾廃棄,除去及び危険低減教育,被害者支援,国際協力等の諸分野でみられた進展及び課題について参加国の間で検討が行われました。また,第1回検討会議(2015年)において採択されたドゥブロヴニク行動計画の実施の進捗状況の確認が行われました。
  3. 我が国は,本件会議において,普遍化,被害者支援,国際協力,透明性措置,国内履行措置,及び履行支援等の議論に参加しました。
  4. 昨年の第7回締約国会議から本件会議までに,新たにスリランカ及びナミビアの2か国がCCMを締結し,締約国数は104か国・地域となりました。また,キューバ,スペイン,クロアチアが,クラスター弾貯蔵弾廃棄義務(第3条)の履行を完了しました。
  5. 次回の第9回締約国会議は2019年に開催される予定で,議長国はスリランカが務めることが決定されました。

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