軍縮・不拡散・原子力の平和的利用
特定通常兵器使用禁止制限条約
自律型致死兵器システムに関する政府専門家会合の開催(2021年9月)
令和3年10月5日
- 9月24日から10月1日まで、自律型致死兵器システム(LAWS)に関する特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の政府専門家会合(GGE)がジュネーブにおいて開催され、我が国からは、小笠原一郎軍縮代表部大使が出席しました。会合には、我が国を含む締約国の他、国際機関、NGOが参加し、LAWSと国際人道法や倫理との関係、規制すべきLAWSの特徴、人間の関与のあり方、第6回検討会議に提出するGGE報告書の内容、GGEのマンデート延長を含む今後の取り進め方等について、活発な議論が行われました。
- 会合において我が国は、2019年に採択されたLAWSに関する指針を含む過去の会合の成果を基礎にして、引き続き法・技術・軍事的側面から検討を進めていくことが重要であり、本件議論において主要国を含め広く国際社会で共通認識を形成するための努力を継続していく必要があること等を述べました。
- 我が国としては、引き続きLAWSに関する国際的なルール作りに積極的かつ建設的に参加していく考えです。