軍縮・不拡散・原子力の平和的利用
クアラルンプールにおける化学兵器事案に関する化学兵器禁止機関執行理事会の決定
平成29年3月16日
- 3月9日,化学兵器禁止機関(OPCW)執行理事会(EC)は,2017年2月13日に,クアラルンプール国際空港第2ターミナールにおいて化学兵器であるVXが使用されたことに対する深刻な懸念を表明する決定を採択しました。
- この決定では,いかなる状況においても化学兵器を使用することは非難に値し,国際社会の法的規則や基準に完全に反すると非難しています。
- また,同決定は,OPCW事務局長に対し,マレーシア政府からの求めがあれば技術的支援を提供することを要請し,今後のマレーシア政府による捜査の進展に引き続き深い関心を払う旨述べています。
参考別添