核軍縮・不拡散
核軍縮に関する外務省とNGOとの意見交換会
平成28年2月10日


平成28年2月9日(火曜日),外務省において,核軍縮(国連公開作業部会並びにG7広島外相会合等)に関する外務省とNGOとの意見交換会が開催されました。外務省側から黄川田仁志外務大臣政務官他,NGO側から川崎哲ピースボート共同代表等13名が参加しました。概要は以下のとおりです。
1 冒頭,黄川田政務官から,「核兵器のない世界」を実現するためには,核兵器国と非核兵器国双方の協力が不可欠であり,核兵器国と非核兵器国双方が参加するG7という枠組みもうまく活用し,現実的かつ実践的な取組を進めたいと述べました。
2 続いて,川崎ピースボート共同代表及び田中日本原水爆被害者団体協議会事務局長から,2月22日から始まる核軍縮に関する国連公開作業部会及びG7広島外相会合等に関する政府への要請事項を述べました。
3 これに対し,黄川田政務官から,国連公開作業部会への我が国の参加については現在検討中であるが,核軍縮における多様で建設的な議論が行われ,国際社会が着実な核軍縮の進展を達成できるようなステップとなることを期待していると述べました。
4 この後も,NGO側から我が国の核軍縮政策の進め方等につき様々な意見や質問が出され,活発な意見交換が行われました。