核軍縮・不拡散

令和元年7月11日
辻外務大臣政務官とサイエド・ハスリン国際連合マレーシア政府代表部常駐代表との昼食会

7月10日(水曜日),辻清人外務大臣政務官は,訪日中のサイエド・ハスリン国際連合マレーシア政府代表部常駐代表(2020年核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議主要委員会I議長)を招いて昼食会を主催し,意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 辻大臣政務官から,サイエド・ハスリン常駐代表の訪日を歓迎し,先般同常駐代表が議長を務めた2020年NPT運用検討会議第3回準備委員会への評価を述べると共に,核軍縮の進展には核兵器国を巻き込む形での共通の基盤の形成が不可欠であり,現下の情勢を冷静に見極めた上で,実行可能な具体的な措置を考えていくことが重要であること等,核軍縮についての我が国の基本的な考えを述べました。また,「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」を始めとする我が国の取組について説明しました。サイエド・ハスリン常駐代表からは,今回の招待に対する謝意が表明されると共に,明年のNPT運用検討会議に向けて日本政府との協力を一層強化していきたい旨発言がありました。
  2. 双方は,軍縮・不拡散分野を含む様々な分野について意見交換を行い,今後も緊密に協力していくことで一致しました。

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