核軍縮・不拡散

平成30年2月15日
河野外務大臣の包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)暫定技術事務局訪問
2月15日(木曜日)15時40分(現地時間)から約30分、オーストリアのウィーン出張中の河野太郎外務大臣は、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)の暫定技術事務局(PTS)を訪問し、グレナール行財政局長、メラル=エゼル国際監視制度局長及びワン法務対外関係局長他から説明を受けました。具体的には、CTBT検証体制の概要、北朝鮮核実験の検知、日本との協力について説明がありました。

[参考]包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)
包括的核実験禁止条約(CTBT)の実施準備を行うため、1996年包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)が設立された(加盟国183か国)。CTBTO準備委員会の事務局として、暫定技術事務局(PTS)がウィーンに設置されている。PTSは、条約が発効するまでに検証制度を整備すべく、国際監視制度(IMS)及び、世界各地のIMS施設から送付されるデータを処理する国際データセンター(IDC)の整備等、CTBTの検証体制の整備を進めている。PTSの事務局長は、ブルキナファソ出身のラッシーナ・ゼルボ氏。

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