核軍縮・不拡散

平成28年6月29日
1 6月27日,核軍縮検証のための国際パートナーシップ(IPNDV)第3回全体会合・作業部会会合の開催を前に,木原誠二外務副大臣が都内ホテルで歓迎レセプションを主催しました。

2 レセプション冒頭の挨拶において,木原副大臣は,5月に広島で安倍総理とオバマ米大統領が表明した核軍縮及び不拡散の推進に向けた決意について触れつつ,本パートナーシップが核兵器のない世界に向けた現実的かつ実践的な取組にとって重要な役割を果たす旨述べました。また,木原副大臣は,本パートナーシップの議論が更なる進展を見せることを強く願う旨述べました。

(参考)核軍縮検証のための国際パートナーシップ(IPNDV)(概要)
  1. 核軍縮検証とは,核弾頭や運搬手段の削減・廃棄が,条約上の義務や約束にしたがって適切に行われていることを二国間で又は国際的に確認することを指す。
  2. IPNDVは,核軍縮検証のための方途・技術について,核兵器国と非核兵器国が議論・検討する取組。2014年12月の米国による提唱で始まった。これまで,2015年3月にワシントンで第1回会合,同年12月にオスロで第2回会合が開催され,当面の目標として,核兵器のライフサイクル(核物質の生産・管理,核弾頭の製造・配備・保管,削減・解体・廃棄等)のうち,「核弾頭の解体及び核弾頭解体に由来する核物質」の検証の方途・技術に焦点を当てた検討を進めることで合意。

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