核軍縮・不拡散

令和2年6月4日

1 事業の概要

  • (1)日本政府はロシア政府からの要請を受け,原子炉区画陸上保管施設に対する追加支援として,原子炉区画の長期保管に不可欠な下地処理と特殊防錆塗装を行うブラスト・塗装施設建設に対する協力を実施しました。
  • (2)同施設は2014年4月に完成し,同年8月には最初の原子炉区画が塗装され,保管スペースに定置されました。塗装処理を施した原子炉区画は放射能が減衰するまで約70年にわたって保管される予定です。

2 経緯

  • (1)2012年4月,現地調査を経て,建設事業への協力を決定。
  • (2)2012年6月,日露非核化協力委員会第48回総務会にて,本件協力を承認。
  • (3)2012年9月,日露非核化協力委員会第49回総務会にて,実施取決めに署名。
  • (4)2013年2月,資金供与契約に署名。
  • (5)2014年4月,建設完了。

事後評価

 2019年12月,事後評価が完了し,事業の目的が達成されていることが確認された(結果概要(PDF)別ウィンドウで開く。日露非核化協力委員会技術事務局のウェブサイトにジャンプします。)。


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