核軍縮・不拡散
岸田総理の広島訪問(概要)
令和4年3月26日
3月26日、岸田総理は、広島を訪問したところ、概要は以下のとおりです。
1 平和記念資料館視察


岸田総理大臣は、総理就任後初めてとなる広島平和記念資料館への視察を行いました。ラーム・エマニュエル駐日米国特命全権大使(The Honorable Mr. Rahm Emanuel, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the United States of America to Japan)も同行し、視察後、岸田総理及びエマニュエル大使は芳名録に記帳しました。
2 原爆死没者慰霊碑への献花


続いて、岸田総理は、総理就任後初めてとなる原爆死没者慰霊碑への献花を行い、黙祷を捧げました。エマニュエル大使も、総理に続いて献花を行い、共に黙祷を捧げました。
3 「ユース非核特使」経験者との車座対話


原爆死没者慰霊碑への献花後、岸田総理は、2013年の外相当時に立ち上げた「ユース非核特使」の経験者6名との車座対話を行いました。司会は寺田総理補佐官が務めました。冒頭、岸田総理から、唯一の戦争被爆国として、二度と核兵器による惨禍を繰り返してはならず、核兵器による威嚇も、ましてや使用もあってはならないということを強く訴えていく必要があり、被爆の実相を世界に伝えていくことがますます重要となっている旨発言しました。参加者の間では、活発な意見交換が行われ、対話の最後に、岸田総理から、参加者に対し、「核兵器のない世界」という大きな目標に向け、心の豊かさや想像力を大切にしつつ、それぞれの立場で活躍してほしい旨述べました。
4 その他


岸田総理は、この機会を捉え、エマニュエル大使の表敬を受けるとともに、その後、双方の夫人を交えて夕食を共にしました。