トーゴ共和国

令和元年8月28日
写真提供:内閣広報室
本28日午後6時15分頃から約15分間,横浜において,安倍晋三内閣総理大臣は,フォール・エソジンナ・ニャシンベ・トーゴ共和国大統領(H.E. Mr. Faure Essozimna Gnassingbe, President of the Republic of Togo)との間で日・トーゴ首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ニャシンベ大統領は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加するため訪日中です。
 
1 冒頭,安倍総理大臣から,「TICADV以来の訪日を歓迎する。TICADV,TICADVI及びTICAD7の全てにご参加されている。また,東日本大震災直後の亘理町への訪問に感謝したい。私自身も震災後に同町を訪問したことがある」と述べました。これに対してニャシンベ大統領から,「温かい歓迎に感謝する。今回,亘理町を訪問し,その8年間の復興ぶりに感動した」と述べました。また,安倍総理大臣から,10月の即位の礼へのニャシンベ大統領の出席を期待する旨述べ,これに対しニャシンベ大統領より,「ぜひ,出席したい」との応答がありました。
 
2 続いて,安倍総理大臣から,来年の大統領選挙が平和裡に実施されることを期待する旨述べました。また,安倍総理大臣から,ロメ港を拠点とした回廊開発や質の高いインフラ整備に協力するとともに,食料安全保障の改善を支援する意向を表明しました。これに対し,ニャシンベ大統領から,日本のこれまでの支援に感謝する旨述べるとともに,インフラ分野で同国をパイロット国として活用することや,財政健全化や食品安全性の分野での協力を期待する旨が示されました。
 
3 この他,両首脳は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。

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