国・地域
日米韓首脳会合
令和6年11月15日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
現地時間11月15日(金曜日)午後2時45分頃(日本時間16日(土曜日)午前4時45分頃)から約40分間、APEC首脳会議出席のためリマを訪問中の石破茂内閣総理大臣は、ジョセフ・バイデン米国大統領(The Honorable Joseph R. Biden, Jr., President of the United States of America)及び尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領(H.E. Mr. YOON Suk Yeol, President of the Republic of Korea)との間で、日米韓首脳会合を行ったところ、概要は以下のとおりです。
なお、会合終了後、日米韓首脳共同声明が発出されました。
- 冒頭、三か国の首脳は、我々を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しており、複雑化する国際的な課題に効果的に対応する上で、日米韓の戦略的連携はこれまでになく重要であり、幅広い分野でグローバルに日米韓協力が拡大してきたことを確認しました。その上で、日米韓調整事務局を立ち上げ、これを活用しつつ、引き続き、北朝鮮への対応を含む様々な分野で緊密に連携していくことで一致しました。
- 三か国の首脳は、北朝鮮による核・ミサイル活動及びロシアへの兵士派遣を含む露朝軍事協力の進展に対する深刻な懸念を共有するとともに、引き続き緊密に連携することを再確認しました。さらに、石破総理から、バイデン大統領及び尹大統領の拉致問題への一貫した支持に改めて謝意を表明しました。
- 三か国の首脳は、力による一方的な現状変更の試みを含む地域情勢等についても意見交換し、日米韓の連携を継続することで一致しました。