国・地域
日米韓外相会合
令和7年2月15日


現地時間2月15日午後3時15分(日本時間15日午後11時15分)から約45分間、ドイツ連邦共和国のミュンヘンを訪問中の岩屋毅外務大臣は、マルコ・ルビオ米国国務長官(The Honorable Marco Rubio, Secretary of State of the United States of America)及び趙兌烈(チョ・テヨル)韓国外交部長官(H.E. Cho Tae-yul, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Korea)との間で、日米韓外相会合を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 三者は、我々を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、日米韓が結束を強化し具体的な協力を進めていくことこそが、抑止力・対処力を強化させ、地域そして世界の平和と繁栄につながるとの認識で一致しました。
- 三者は、北朝鮮による核・ミサイル活動、露朝間の軍事協力の進展、及び暗号資産の窃取を含む核・ミサイル計画の資金源となる悪意あるサイバー活動に対して、深刻な懸念を表明するとともに、緊密に連携して対応していくことで一致しました。また、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向けての三か国のコミットメントを再確認しました。さらに、岩屋大臣から、拉致問題について、米韓両政府の一貫した支持を両長官から改めて確認し、謝意を表明しました。
- また、三者は、力による一方的な現状変更の試みを含む地域情勢や経済安全保障分野についても意見交換し、日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。