中南米

第3回日・カリコム外相会合(概要)

平成25年9月28日

英語版 (English)

 9月27日(金曜日)午前11時(ニューヨーク時間。日本時間28日(土曜日)午前0時)から約35分間,国連総会に出席するためニューヨークを訪問中の岸田文雄外務大臣は,カリブ地域14か国から成るカリブ共同体(カリコム)諸国との間で第3回日・カリコム外相会合を行ったところ,概要は以下のとおりです(先方出席者:スペンサー・アンティグア・バーブーダ首相兼外相,マクリーン・バルバドス外相(議長)等(注))。

1 冒頭,岸田大臣から,カリコム発足40周年に祝意を表すとともに,日本とカリコム諸国は法の支配,民主主義といった基本的価値観を共有するパートナーであり,長年にわたり友好・協力関係を築き,あらゆるレベルでの交流が活発化して喜ばしい旨述べました。 これに対し,カリコム側議長であるマクリーン・バルバドス外相及び各国代表は,日本とカリコム諸国は長年に亘り強固且つ友好的な関係を維持してきており,今後とも日・カリコム関係を発展させていきたい旨述べました。

2 岸田大臣から,カリコムは日本にとって重要なパートナーであり,今後とも,特に水産分野,防災・環境分野を重点分野として協力を継続・強化していく旨述べました。また,2014年の日カリブ交流年を両者の関係を一層強化する契機とし,そのハイライトとして第4回日・カリコム外相を東京にて開催することを正式に提案しました。カリコム側は各国が発言し,これまでの日本の協力に対する謝意と共に,日・カリブ交流年を契機に日・カリコム関係が更に強化されることに対する期待が表明されました。

3 カリコム側の複数の国より,日本が宮古島で行っているような再生エネルギー利用,スマートグリッドのような技術の導入への期待が表明されました。また,カリブの小島嶼国は,他の開発途上国が得られているような支援を中所得国にカテゴリーづけされているために得られないが,小島嶼国は極めて脆弱であり,伝統的な所得水準のカテゴリーはこうした小島嶼国の開発の実態を反映していないので見直しをしてほしい旨述べました。これに対し,岸田大臣から,日本の支援は,支援した国に技術移転し,雇用を生み出すところに特徴があり,協力を進めウィンウィンの関係を築きたい,所得基準のカテゴリーに関する問題は難しい問題ではあるが真剣に検討しているところであり,カリコム側の要望を踏まえ実態に即した協力ができるよう検討を進めたい旨述べました。

4 また,岸田大臣から,国連安保理改革,ポスト2015年開発目標,気候変動等の国際場裡においても協力していきたい旨述べるとともに, 来年の第3回SIDS(小島嶼開発途上国)国際会議に拠出すべく手続きを進めている旨述べました。

(注)第3回日・カリコム外相会合へのカリコム側出席者

アンティグア・バーブーダ: スペンサー首相兼外相(The Hon. Dr. Winston Baldwin Spencer, Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of Antigua and Barbuda)
ガイアナ: ロドリゲス=バーケット外相(The Hon. Carolyn Rodrigues-Birkett, Minister of Foreign Affairs, Foreign Trade and International Cooperation of the Republic of Guyana)
グレナダ: スティール外相(Hon. Nickolas STEELE, Minister for Foreign Affairs and International Business of Grenada)
セントクリストファー・ネーヴィス: ニズベット外相(Hon. Patrice NISBETT, Minister of Foreign Affairs, Homeland Security, Labour, Justice and Legal Affairs of Saint Christopher and Nevis)
セントルシア: バプティスト外相(The Hon. Alva Baptiste, Minister for External Affairs, International Trade and Civil Aviation of Saint Lucia)
トリニダード・トバゴ: ドゥークラン外相(The Hon. Winston Dookeran, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Trinidad and Tobago)
ハイチ: カジミール外相(H.E. Mr. Pierre-Richard Casimir, Minister of Foreign Affairs and Religious Affairs of the Republic of Haiti)
バハマ: ミッチェル外相(The Hon. Frederick A Mitchell, Minister of Foreign Affairs and Immigration of the Commonwealth of The Bahamas)
バルバドス: マクリーン外相(The Hon. Maxine McClean, Minister of Foreign Affairs and Foreign Trade of Barbados)

(その他,ジャマイカ,スリナム,セントビンセント,ドミニカ国及びベリーズは代理出席)


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