外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年3月28日
3月27日(水曜日),若林健太外務大臣政務官は,外務省による閣僚級招へいにより来日中のペルー共和国のメリノ・エネルギー鉱山大臣と会談したところ,概要は以下のとおりです。
1. 冒頭,若林政務官から,メリノ大臣の来日を歓迎するとともに,今次訪日を通じて対日理解を深め,二国間関係の強化につながることを期待する旨,また,ペルーは太平洋を挟んだ重要なパートナーであり,本年は日・ペルー外交関係樹立140周年に当たることもあり,関連行事を通じて更に関係を深化させたい旨述べました。さらに,昨年3月に発効した日・ペルー経済連携協定(EPA)を通じて,両国間の貿易・投資が一層拡大することを期待するとともに,安定した信頼できるパートナーとして日本企業も関心を有しているペルーにおいて,税制及び治安を含めた投資環境安定を希望している旨述べました。
2. 続いて,メリノ大臣から,外務省による招へいに謝意が表明されるとともに,ペルー経済は順調な成長を続けていること,日本企業による更なる対ペルー投資への期待,ペルーが計画している天然ガスの産業化及びガス用パイプラインの敷設計画に日本の協力を得たい旨の発言がありました。
3. その他,若林政務官から,先般安倍総理が日本のTPP交渉に参加することを決断した旨述べたところ,メリノ大臣から,日本のTPP参加は重要であり,これを支持する旨発言がありました。
4. 最後に若林政務官から,今回の大臣の訪日には様々なプログラムが組まれており,日本にとっても貴重な機会となるであろう旨述べ,和やかな雰囲気で懇談を了しました。

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