中東

平成25年11月26日

1.招へいの目的

(1)イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が平和かつ安全に共存する二国家解決の実現に向け,双方それぞれから将来を担う若手を我が国に招へいし,意見交換や様々な行事を共に過ごすことを通じ,相互の信頼関係を構築できるような場を提供する。

(2)被招へい者が我が国の外交政策,経済,文化等について理解を深める機会を提供するとともに,我が国の和平に向けた取り組みについての理解の深化を図る。

2.プログラム概要

(1)招へい期間

 平成25年11月10日(日曜日)~11月17日(日曜日)

(2)参加者

 イスラエル・パレスチナから各5名,計10名

(3)視察先
  • 都内:皇居,パナソニックセンター,浅草等
  • 広島:平和記念公園,平和記念資料館,宮島
  • 京都:茶道体験,二条城,寺社等
(4)表敬先等
  • 岸外務副大臣表敬
  • 河野中東アフリカ局参事官表敬
  • 外務省主催歓迎レセプション
(5)その他
  • 被爆体験講話(広島)
  • 民間企業,国会議員との夕食会
  • JICA,中東調査会との意見交換
  • 学生との意見交換(同志社大学)
  • 一般家庭での夕食(広島)

3.結果

(1)プログラム全般について,行事のみならず,移動時の車中や食事の際の会話が相互理解を深めるのに役立った,今回の訪問で,イスラエル及びパレスチナのゴールは同じと確信した,などの感想が寄せられた。

(2)その他,個別の行事について,意見交換会ではもう一方の側の参加者と直接話をすることが,地に足のついた理解につながった,広島での被爆体験講話には本当に心動かされた,民間企業や一般家庭での夕食会は日本について様々な角度から学ぶのに大変有益であった,などの感想が参加者から述べられた。

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