アフリカ

平成25年6月2日
 本2日、安倍昭恵内閣総理大臣夫人は、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)の配偶者プログラムの2日目日程として、横浜農業視察を主催しました。このプログラムには、アフリカ各国首脳夫人、岸田裕子外務大臣夫人、柳(潘)淳沢国連事務総長夫人、アフリカ大使夫人等が出席しました。

 午前10時より、大和田順子NPO法人JKSK理事のコーディネートによる横浜農業視察として横浜市都筑区のはまっこ(直売所)を訪問し、地元で生産されている新鮮で安全な食品、環境に配慮して作った加工品や生産者の顔が見える販売方法等日本らしい工夫を視察しました。また、横浜の「地産地消」の取組みや、食の安全に長年取り組んできた生活協同組合の紹介が荻原妙子生活クラブ生活協同組合神奈川理事長からなされました。女性農業家の代表として平野フキさんが、親から子へ代々受け継がれてきた調理法、このような知恵を伝承していくための努力を自らの体験と絡めて語り、共感を得ました。

 さらに、女性起業家渡邊智恵子さんからオーガニックコットンによる物づくりについて、森重裕子さんからブルキナファソでのシアバター石けん作りにつき説明がありました。
アフリカ首脳夫人たちは、消費者のニーズを的確に捉えた生産・販売活動、更なる農業の振興、地域活性化に向けた取り組みを興味深く聞き、その後、参加者の間で、様々な質問やコメントが飛び交い有意義な意見交換、相互理解の場となりました。

 この行事は、横浜で取り組まれてきた農業振興や女性のエンパワーメントに関する理解を深める機会となりました。

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