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日・ナミビア首脳会談について

平成19年10月16日


  1. 10月16日18時00分より約45分間、福田康夫総理大臣は、総理官邸において来日中のヒフィケプニェ・ポハンバ・ナミビア共和国大統領と首脳会談を行った。また、これに引き続き、一般文化無償協力に関する署名・交換式が行われ、更に19時00分より約1時間30分、同大統領歓迎のための福田総理主催夕食会が催された。
  2. 首脳会談においては、冒頭、福田総理より、ポハンバ大統領は福田総理が首相になって初めて迎える元首であり、ポハンバ大統領の今次訪日は歴史的なことである旨伝達した。これに対し、ポハンバ大統領より、訪日を実現でき大変喜ばしい、今次訪日が二国間関係の発展にとって重要な意味をもつと信じている旨述べた。
  3. 続いて我が国のナミビアに対する経済協力に関して、福田総理より、今後も積極的に支援していきたい旨述べたところ、ポハンバ大統領より昨年8月に調印した円借款供与案件である「ルンドゥ-エルンドゥ間道路改善計画」や、現在19名派遣中の青年海外協力隊の活動等に対する謝意が表明されるとともに、我が国の支援を十分活かして国造りを行っていきたいので、引き続き協力をお願いしたい旨述べた。
  4. 次にTICAD(アフリカ開発会議)に関して、福田総理より、TICAD IVのテーマや重点事項につき説明するとともに、ポハンバ大統領の同会議への参加を要請した。これに対し、ポハンバ大統領は、TICADプロセスはアフリカにとり重要であり、来年5月のTICAD IVの際に再度お会いできることを期待している旨応じた。
  5. また、福田総理より「美しい星50」の温暖化対策の提案を説明し、ポハンバ大統領は、地球温暖化に関する専門家の警告に対し懸念を有している旨述べた。
  6. 国際場裡における協力については、福田総理より引き続き安保理改革の早期実現に向け協力していきたい旨述べた。
  7. 首脳会談終了後、総理官邸においてナミビア放送公社番組ソフト整備計画に関する一般文化無償協力(ドキュメンタリー及び教育番組のソフトウェア供与)に関する交換公文の署名・交換式が行われた。
  8. また、これに引き続いて行われた歓迎夕食会では、打ち解けた雰囲気の中、ナミビアの海産物及びダイヤ産業、ナミビアの産業多角化についての話題が上がった。
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