
ナミビア放送公社に対する一般文化無償資金協力について
平成19年10月16日
- 我が国政府は、ナミビア共和国政府に対し、「ナミビア放送公社番組ソフト整備計画(the
Project for the Improvement of TV Programs of Namibian Broadcasting Corporation)」の実施に資することを目的として、4,920万円を限度とする額の一般文化無償資金協力を行うこととし、このための書簡交換が10月16日(火曜日)、東京において、我が方古屋 昭彦駐ナミビア国大使(南アフリカにて兼轄)と先方マルコ・ハウシク外務大臣(Mr.
Marco Hausiku, Minister of Foreign Affairs)との間で行われた。
- ナミビア放送公社は1981年に設立され、ナミビア全土に放送網を有する同国唯一の公共放送機関として、同国における文化・情報の発信拠点として多大な影響力を有している。近年の我が国との関係発展を背景に、日本の技術、経済、文化、生活に対する同国国民の関心は年々高まっているが、厳しい財政状況のため、同放送公社がかかる需要に応えるだけの番組を独自に制作することは困難な状況にある。
このような状況の下、ナミビア共和国政府は、ナミビア放送公社が番組ソフトを購入するために必要な資金につき、我が国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。