中南米

令和6年3月25日

1 設置の経緯・実績

  • (1)1971年、日墨両国政府は、メキシコのエチェベリア大統領(当時)が打ち出した構想に基づき、両国の青年を互いに留学させ、両国間の相互理解と友好親善を増進することを目的に、日墨研修生・学生等交流計画(日墨交流計画)を開始した。以来、同計画は、日墨両国の相互理解及び友好のための象徴的な事業として、各界で活躍する多くの人材を輩出し、両国関係にとどまらず、日本と中南米の交流を支える力となってきた。
    2023年10月末までに計50回実施され、現在は、毎年双方50名ずつの枠で実施(第50期は長期コース派遣のみ実施)。
  • (2)2010年以降、「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」という名称の下、これまでの成果も踏まえ、より両国の現在のニーズを反映させる内容となった。

【参考】

2 実施内容

(1)コース内容:
長期コース(約1年間)
メキシコ国内の大学、大学院等における専門科目またはスペイン語を受講する。なお、専門科目の受講にあたっては、両国の戦略的グローバル・パートナーシップの強化に資する専門分野を専攻することが推奨される。
短期コース(約2週間)(2010年度から新設)
政府・公的機関、研究機関等において、専門分野にかかる講義の受講、関係施設の視察等を行う。上記1(2)の共同声明に掲げられた各分野に関連するコースが設置される。(2019年実施の第48期コースは、メキシコの知的財産制度コース、メキシコの税関制度コース、メキシコの防災戦略コースを実施。)
(2)待遇:
往復旅費、派遣期間中の一定の滞在経費及び授業料・講義料等をメキシコ政府が支給。
(3)選考:
日本側で、選考試験(書類審査、筆記試験(コースによる)、面接等)により候補者を選定し、メキシコ側が受入を決定。((注)コースによっては中央省庁、公的機関、姉妹都市等からの推薦枠あり。)

3 意義・評価

  • (1)日墨両国の戦略的グローバル・パートナーシップの強化に貢献できるような若手人材の育成。
  • (2)日墨友好の絆の強化に大きく貢献。
  • (3)我が国におけるメキシコ・中南米研究及びスペイン語研究のレベルの向上に貢献。
  • (4)メキシコのみならず中南米諸国全般で、経済その他の分野の第一線で活躍する人材を養成。
  • (5)将来を担う若い世代の人々に、メキシコ・中南米の異文化・社会を直接体験しつつ勉強する機会を提供。
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