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日本ブラジル交流年

日伯交流年とは?

●1908年4月28日、第一回日本人移住者781名(この他に自由渡航者10名)を乗せた笠戸丸(かさとまる)が神戸港を出航し、約2カ月の航海の後、6月18日にブラジル・サントス港に入港し、日本人のブラジル移住が始まりました。それから100年、笠戸丸から始まったブラジル移住者の子孫は、150万人に上るとも言われる海外最大の日系社会を築き、ブラジル国内でも高い評価を得るようになりました。
 日本人ブラジル移住100周年にあたる2008年という記念すべき年を、日伯両政府は、2004年9月小泉総理(当時)がブラジルを訪問した際に、「日本ブラジル交流年(日伯交流年)」として祝うことで合意しました。

●日伯交流年では、日本人のブラジル移住の100周年を祝うとともに、両国で幅広い交流事業を行ない、未来に向かって両国の結びつきを強めることを目指して,経済、社会、文化、芸術、学術、観光、スポーツなど幅広い分野での交流が行なわれました。

●主なできごと

  主なできごと
2008年1月 皇太子殿下が日伯交流年の名誉総裁に就任。両国でオープニング・イベントを実施。
日本ブラジル交流年開始にあたっての日伯首脳による共同メッセージ
2008年4月 天皇皇后両陛下及び皇太子殿下の御臨席の下、「日本ブラジル交流年・日本人ブラジル移住100周年記念式典及びレセプション」を開催。
2008年6月 皇太子殿下がブラジルを御訪問、ブラジル政府主催式典(6月18日、ブラジリア)や日系団体主催記念式典(6月21日、サンパウロ、6月22日、パラナ)に御臨席。

●政府記念事業の実施

 日本政府としても、日伯交流年を記念して下記の各種事業を実施しました。

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日伯交流年実行委員会

 日伯交流年事業が、すそ野の広い事業となるように、経済界や地方自治体、ブラジルとの友好団体など幅広い参加を得て、2007年1月、日伯交流年実行委員会(委員長:槍田松瑩日本経済団体連合会日本ブラジル経済委員会委員長(三井物産社長(当時)))が立ち上げられ、両国の関係者が日本、ブラジル両国で行なう事業に関する国内のとりまとめを行うとともに、一般からの交流年事業の募集・認定および交流年ロゴマークの使用許可や、日伯交流年の国内への周知を行いました。

 ブラジル側でも、2006年11月、大統領令により、「日本人移住百周年記念事業国家組織委員会」(名誉総裁:アレンカール副大統領(当時))が設置されました。
 ブラジルの日系社会でも、全伯レベルでは「ブラジル日本移民100周年記念協会」、ブラジル各地では移住100周年記念実行委員会が設立され、移住100周年を祝うとともに、日本文化を紹介する事業が実施されました。

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ロゴマーク

日伯交流年ロゴマーク

 日本ブラジル交流年の公式ロゴマークは、「ブラジル日本移民100周年記念協会」が移住100周年事業のために作成したロゴを基にしたデザインを用いております。 ロゴの字については、書道家吉川壽一氏のご協力を得て、同氏揮毫の文字を用いています。日本の芸術である書をロゴに取り入れることで、日本文化の紹介ともなっております。

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日本人ブラジル移住100周年マスコット

 日本人ブラジル移住100周年を記念して、ブラジルでマスコット「チカラくんとケイカちゃん」が作られました。

チカラくんとケイカちゃんの画像

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要人往来

 日伯交流年には、日伯両国で記念式典を始め様々な記念事業が実施され、これに伴って両国間で多くの要人往来がありました。

 6月中旬には皇太子殿下がブラジル各地を御訪問されました。

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ポスター・リーフレット

 日伯交流年のポスターとリーフレットができました。

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リンク(ブラジル側のページ)

日本人移住百周年記念事業国家組織委員会

ブラジル日本人移住百周年記念協会

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