公邸料理人

公邸料理人の活動紹介「夫妻で二人三脚:タイからの料理人」
(在アンゴラ大使館・サマート・コーククラン料理人)

平成25年4月10日

  • (写真)左:在京大使館赴任者,右:名井大使
  • (写真)来客に提供した麺料理
  • (写真)サマート料理人夫妻
 サマート料理人夫妻はここアンゴラに来て一年半弱になります。サマート料理人は,バンコクの日本レストランで長年料理人を務め,日本の料理学校からの指導も受けた日本料理の専門家です。今回が初めての外国訪問であり、かつ初めての外国滞在でもあります。期待と不安を持ってやって来たアンゴラですが,慣れない国で苦労しながら,いい日本料理を紹介するために頑張っています。
 
 先日,近々日本勤務となるアンゴラ外交官に日本食を提供しました。この外交官にとっては初めての訪日であり,初めての日本料理でもありました。サマート料理人が作った日本料理はこの外交官の心をつかみました。味は勿論,盛りつけの美しさ等にも感心していました。
 
 料理人夫人は折り紙が得意です。アンゴラ外交官は日本の折り紙についての知識は全くありませんでした。この日,料理人夫人が作った折り紙に関心を示し、持って帰っていきました。
 
 先般、ブラジル女医2名を含む保健分野のブラジル人4名を招待しました。日本はアンゴラにおいて保健分野でブラジルと三角協力(日本,ブラジル,アンゴラ)による医療支援を行っています。4名はこの医療支援のため2週間の日程でアンゴラに滞在した人達でした。
 
 日本との関係が深いブラジルでは日本料理店も数多くあり,4人は日本料理にも慣れた人達でした。サマート料理人は,料理に少し変化を加え,日本食にタイ風スープを添えアジア・フードでもてなしました。ブラジル人の客は少し変化が加わった日本料理に大変感激していました。料理人夫人が作った特に小さい折り紙の作品に関心を示し,折り紙はよく知っているがこんなに小さなのは初めてということでブラジルまで持って帰っていきました。アフリカで経験した日本料理と折り紙という二つの日本文化を堪能する機会を得たことに感激していました。
 
 アンゴラでは,客が1時間以上遅れて来ることも少なくありません。急に会食日程が決まることもあります。そして当日人数が増えるというハプニングもあります。これらに対応する料理人の苦労は大きいものです。それでも,料理人は忍耐を持って頑張っています。
 
 サマート料理人は,夫婦一体となって,日本文化普及活動の一躍を担っているといえます。私もこの料理人夫妻にはとても感謝しています。
 

駐アンゴラ大使 名井良三
 

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