外務省を知るためのイベント

平成25年9月30日
県立姫路東高等学校の皆さん<br>(記者会見室)
 平成25年(2013年)9月30日(月曜日),外務省に 兵庫県(姫路市)県立姫路東高等学校の皆さん(2年生6名,引率教員1名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1 主な行事内容

(1)「陸奥宗光像」見学
 幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。

(2)「記者会見室」見学
 記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。

(3)「顕彰の像」「中庭」見学
 明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。

(4)「国際会議室」見学
 国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。

(ア)外務省員2名(うち1名は同校OB)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。

(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :

・外務省に入ろうと思ったきっかけは何か?
・どのような時にやりがいを感じるか?
・今までで一番大変だったことは何か?
・現在,日本が取り組んでいる一番の課題は何か?
・どのような人材が求められているのか?

2 アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。 その内容の一部をご紹介します。

(1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと

(ア)省内全般

・職員がみなカリカリしていて,もっと怖いところだと思っていたが,予想に反して広く,中庭もキレイで,職員達も良い感じだった。

 

(イ)記者会見室

・スピーチ台の仕組み(顔映りを良くする銀板,高さが調節できること)
・ほぼ毎日定例記者会見が行われていること。

(ウ)国際会議室

・国際会議室のイスに実際に座れたこと。
・同時通訳ブースでの同時通訳についての話

(エ)省員の話・様子

・オリンピック招致活動での外務省の役割についての話
・自分たちの将来の夢に関するアドバイス
・省員の話を聞くことにより,今まで曖昧だった外務省の仕事のイメージがはっきりと分かってきた。
・省員達から気さくで明るい印象を受けた。フレンドリーだった。

(2)感想・意見など

・将来のなりたい職業(通訳・翻訳)に関しても親身になって話をしてもらい,本当に参考になった。
・すごく良い話を聞けたり,良い体験をすることができ,短い時間だったがとても充実した時間だった。
・このような機会を設けてもらって,自分の将来について考え直すことができた。
・今回学んだことを,これからの生活で役立てていけるようにしたいと思った。
・自分の将来について考える上で,すごくためになった。
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