外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年4月2日

 3月31日(日曜日)から4月1日(月曜日)まで,城内実外務大臣政務官はマケドニアを訪問し,ギョルギェ・イヴァノフ大統領(H.E. Dr. Gjorge Ivanov, President of the Former Yugoslav Republic of Macedonia),ニコラ・ポポスキー外相(H.E. Mr. Nikola Poposki, Minister of Foreign Affairs of the Former Yugoslav Republic of Macedonia)と会談したところ,同訪問の結果概要は以下のとおりです。

1 城内政務官から,近年の両国間のハイレベル対話の活性化を歓迎しつつ,来年の外交関係開設20周年に向けた両国の一層の関係発展への期待を述べました。また,欧州諸国と民主主義や法の支配といった価値を共有する国として,日本はEU,NATO加盟を目指すマケドニアの国内改革努力を支持しており,加盟が実現することを期待する旨,述べました。
 国際場裡における協力については,国連安保理改革における我が国の立場への支持を働きかけました。

2 マケドニア側からは,
(1)外交関係開設20周年に向け,両国関係を発展させるべく一層の協力を強化していく旨,またその為にも早期に在京大使館を立ち上げる意向である旨,表明されました。
(2)国連安保理改革における我が国の立場への支持が表明されました。
(3)これまでの我が国からの経済協力に対する深い謝意が表明されました。
(4)我が国との政治・経済関係の発展に向けた強い期待が表明されました。

3 その他,城内政務官から,東アジア情勢に関する我が方の考え方を説明するとともに,南東欧情勢についても意見交換を行いました。


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